苦みのある漢方薬の簡単で楽な飲み方
2016年12月18日
漢方薬は古くからあり、その長い歴史の中で効果が実証されています。風邪・胃痛・下痢・便秘など色々な症状に使われていますが、植物や樹皮等の自然素材を使用しているため、素材自体の味が苦い事や辛い事などが挙げられます。また、たいていの漢方薬は粉末になっているので、とても飲み方が難しいです。水を口に含み、首を後ろに倒して粉末を注ぎ込むのですが、水と混ざった粉末が口の中一杯に広がります。
味覚を司る舌の表面に広がることが多いので、漢方薬独特の味を感じてしまいます。漢方は副作用の少ない薬ですから、子供から大人まで利用したいのですが、この飲み方の難しさと味で敬遠されがちです。そこで簡単に楽に飲める方法のひとつに、オブラートに薬の粉末を包んでオブラートごと飲む方法があります。透明で薄い膜は、しばらくすると溶けてしまいますので、胃に届く頃には薬の粉末が溶け出して効果を発揮させられます。
薬嫌い、特に薬独特の味わいが嫌いな方には便利な方法です。オブラート自体、日本ではデンプンから作られていますので、水に溶けやすくお菓子などにも利用されていますので、無味無臭で、近代医薬品と比べても副作用もほとんどなく、安心して使えます。
(参考情報)
『薬剤師転職コズミック』薬剤師転職について紹介する便利知識サイト
www.yakuzaisi-cosmic.com